ナルル王国&ククリア王国のプレイ日記・創作のためのブログです♪
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
episode1 ~エピローグ(3) 発展~
エピローグ第3話です。

ハリーとの関係を深めるマルグレーテ。


突然生まれた感情に戸惑うマルグレーテですが。。。


よろしければ、続きからご覧ください。




この頃になって、マルグレーテはようやく自分がハリーに好意を抱いていることを認識した。
あの胸の痛みの理由も。。。

「(私はハリーさんが好き。でも、私は本来はこの国にいることができない人間だもの…。
だから、好きになっちゃいけない。いけないんです。。。
それに、ハリーさんは生涯で一人だけを愛し抜くって言ってたし。
私のような立場の人間を好きになってくれるわけがないんだ。。。)」

そうやって、感情を押し殺して過ごす日々が続いた。
ちょうどハリーがティルグ戦に出る時期だということもあって、顔を合わせないことが多くなり、マルグレーテにはありがたかった。

しかし、試合の開始を告げるアナウンスが流れると、無意識のうちに足が競技場に向かってしまった。
そして、なるべく死角になる場所を選んで、黄色いティルグ服に身を包んだハリーを心の中で応援していたのだった。

額に汗を光らせながら、風のように技を繰り出して戦うハリーの姿は美しく、マルグレーテはただただ見とれていた。

そのように過ごしていたある日、いつもと同じように試合が終わるとすぐ、逃げるように帰ろうとしたマルグレーテをある声が呼び止めた。

ハリーだった。

マルグレーテはその声に足が動かなくなった。。。


「やぁ、マルグレーテ。久しぶりだな。」

振り返ったマルグレーテの目の前にいたハリーは、試合後の姿そのままで、額に汗が光り、息も乱れていた。

「…」

「毎日応援しに来てくれてたよな。ありがとう。うれしかったよ。」

「…」

「で、なんで避けてるんだ、俺のこと。」

「!?」

「俺が気づいていないとでも思ったか?」

「さ、避けているわけでは。あ、あの、邪魔しちゃいけないと思って…」

「ふーん。じゃあ、この後は暇か?俺も今日で試合が全部終わった。断る理由は何もないだろう?」

「…」

「…恋人でもできたのか?」

「ち、違います。」

「…じゃあ、好きなひとができたのか?」

「…」

マルグレーテは答えに窮した。
好きなひとはできた。
それはハリーである。
でも、ハリーは違うニュアンスで聞いている。間違いなく「他に」好きなひとができたのか、と聞いているのだ。

「わかった。」

黙ったままのマルグレーテにハリーはこう告げた。




「…俺はお前が好きだ。」

「!?」

「お前が好きなんだよ。。。」

「…」

突然の告白にマルグレーテは茫然とした。

「でも、私は、ここにはいてはいけないひとで。。。」

「そんなのわかってる!!…わかっているさ。でも、好きなんだ。止められないんだよ。。。」

それだけ言うと、ハリーはうつむいた。心の底から絞り出すようなハリーの言葉。気づくとマルグレーテの目には涙が浮かんでいた。

「…私も好き。」

「え?」

「私も、ハリーさんのことが好きです。
だけど、だけど!ハリーさんは生涯で一人だけを愛し抜くって言ったから、きっといつかこの国でだれかお嫁さんを迎えるんだって。だから、早く諦めた方がいいって。。。」

「マルグレーテ…」

「だけど、だけど!諦めきれなかったの。会えない間もずっとハリーさんのことしか考えてなかった。私!」

突然ハリーがマルグレーテを抱きしめた。

「ありがとうマルグレーテ。もういい。わかったから。」

「ハリーさん。。。」

「マルグレーテ、改めて言うよ。俺と付き合ってほしい。」

「…嬉しい。」




こうして、2人は付き合うことになった。
もちろん、ティルグ前広場で繰り広げられたこの出来事、次の日には国中の国民の知るところだったのは言うまでもありませんが……

【続く】
スポンサーサイト
別窓 | ナルル1代目PC・マルグレーテ | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<episode1 ~エピローグ(4) 決意~ | ANDERSEN's Park | episode1 ~エピローグ(2) 接近~>>
この記事のコメント:
top↑
コメントの投稿

管理者だけに閲覧

この記事のトラックバック:
top↑
| ANDERSEN's Park |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。