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episode2 ~ Their love are one sided(6) 彼女の想い ~
episode2 第6話です。

今回はマルグレーテさん視点のお話です。

イグナツィオ殿下に連れて行かれたマルグレーテさん。
果たして、その真意は?

(最近、会話ばかりで進んでいてすみません。。。)


それでは続きからお願いします。





◆マルグレーテ視点

「はい。マルグレーテちゃん。」

そういって、イグナツィオはケーキと黄金乳茶をテーブルの上に差し出した。

イグナツィオが住んでいるところはクラウン・ハイムと言って、いわゆる王族の方が住んでいる特別な居住区だ。
通常は、一般人は入れない。
入れるのは、王族と元老と呼ばれる評議員になった人とあと、子どもだけだと聞いている。

そんな場所に足を踏み入れてよいのか、とイグナツィオに尋ねると、大丈夫♪心配しないで、とだけ告げた。
今のところ、誰にも見られていない。
クリートエルグの前を通るときだけはひやひやしたが、イグナツィオがうまく隠してくれた。

どうぞ、と促されて入った居住区は、マルグレーテが住んでいるところとは異なり、広く、家具などの作りがとても豪華だった。

すごい、とマルグレーテがこぼすと、王宮はもっとすごいよ、と軽く流された。
この人は生まれながらの王族なんだ、とマルグレーテは感じずにはいられなかった。


イグナツィオが出してくれたケーキも黄金乳茶も文句なしにおいしかった。
彼の母親、つまり王太子妃が作ったものらしいが、他の料理もさぞかしおいしいのだろうとマルグレーテは思った。

「さて、少しは落ち着いた?」

「はい。…先程は、みっともない姿をさらしてしまい、なんと申し上げてよいか。。。」

「ははは。気にしないでよ。むしろ、僕の方こそ申し訳なかったね。あんなところに出くわしてしまって。」

「いえ。さすがにびっくりしましたけど。あそこはあまり人が来ないと思っていたので…」

「そうだね。でも、一応デートスポットだから。気をつけた方がいいかもね。」

「まぁ、そうなんですか。ええ、次から気をつけます。」

「……でさ、マルグレーテちゃん。不躾だとは思うんだけど、さっきの理由聞いてもいいかな?」

「…はい。わかりました。」

マルグレーテは、自分とジョナサンの間に起こったことを順番に話して聞かせた。
その間、イグナツィオは口をはさむことなく、マルグレーテの話に耳を傾けていた。

「そっか。そんなことがあったんだね。それで、マルグレーテちゃんはどう思った?」

「え?」

「ジョナサンくんにそうされて、どう思った?」

「えと、純粋に悲しかったです。なんか、ただのかわいそうな子だと思われていたんだなって思ったら、悲しくなってしまって・・・」

「悲しかった?」

「はい。そういう風にしか見られてないんだって。」

「(ははぁ。なるほど。)ジョナサンくんに彼女がいるってわかった時はどうだった?」

「……胸が締め付けられる感じがしました。」

「ふふふ♪そっか。ねえ、マルグレーテちゃん。それって、ジョナサンくんが好きってことだよ。」

「……えええええ!!!!」

マルグレーテはめずらしく動揺した。
顔や口に手を当てて、真っ赤になった顔を必死になって隠そうとしている。
その姿はまるで小動物のようにかわいかった。

「ほら、落ち着いて。」

「は、はい。すみません、取りみだしました。。。」

「どうだった?考えてみて。」

「はい…。多分、好き、なんだと思います。」

「ね。だから、悲しかったり、辛かったりするんだよ。よし!ここから出たら、ジョナサンくんに告白すること!」

「えええ。無理ですよ。自分からなんて…。それに。。。ジョナサンさんには恋人が。。。」

「大丈夫!大丈夫!うちの国は恋愛自由だから☆」

「え?」

「とりあえず、最愛のパートナーが見つかるまで…は、何人と恋愛してもいいんだよ♪」

「…そうなんですか・・・。すごい国ですね。」

「まぁ、ジョナサンくんモテ王だから、たぶんすごい人気だしね~。急がないと、結婚しちゃうかもよ?」

「……それは、いやです。。。」

「でしょ♪だから、ほら!ちゃんと自分の言葉で伝えるんだよ?」

「は、はい。わかりました。頑張ります。あの、殿下。いろいろとありがとうございました。」

「いいえ。さて、もう遅いし、帰ろうか。送って行くよ?」

「はい。でも、出口までで大丈夫ですからね。」

「どうして?ちゃんと家まで送っていくよ?」

「…あの、殿下には許婚の方がいるとお聞きしています。なので、あまりご一緒するのもその方に申し訳ないかと。。。」

「ああ。そういうことか。ありがとう。じゃあ、出口までね。」

「はい!ありがとうございます。」

そうして、2人は席を立ち、クラウン・ハイムを後にした。
マルグレーテは約束通り、イグナツィオとクリートエルグの前で別れると、空を見上げ大きく息を吸った。
そして、手を胸の前で合わせて、祈った。

「(神よ、どうかジョナサンさんに会えますように。。。)」

そして、広場の階段を下りながら、ジョナサンがどこにいるかを考えた。

「う~んと、もう夜だから、自宅…かしら?でも、自宅といっても、場所が…。確か、今朝メイビ区だと言っていたけど、メイビ区と言っても広いし。。。
えい!悩んでいても仕方がない。とりあえず、メイビ区に行って、帰ってくるのを待っていればいいのよ。
えっと、メイビ区は、右手よね……って、きゃあ!」

階段を降り切り、右に曲がったところでマルグレーテは小さく悲鳴を上げた。

驚くのも無理はない。
だって、そこには探していたはずのジョナサンが小さな寝息を立てて、寝ていたのだから。。。

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