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episode2 ~ Their love are one sided(5) 彼の想い ~
episode2 第5話になります。


傷心状態で移住してきたマルグレーテの心を徐々に溶かしてくれるジョナサン。
しかし、彼にはすでに恋人が。。。

そして、傷心状態のマルグレーテを連れ出したイグナツィオの真意とは?

ジョナサンの気持ちは?


それでは、続きからご覧ください。






◆ジョナサン視点

「(あれ…。あれは、シェランさん?そして、一緒にいるのは…)」

「よう、ジョナサン!なにしてるんだ?」

しかし、ジョナサンは話しかけられたことに気がつかず、ずっと遠くを見つめていた。

「おい、ジョナサン?まったく、何見てるんだよ?…ん?あれは、マルグレーテちゃん…と、イグナツィオ殿下!?なんで二人が一緒に?」

「ん?お前なんでここにいるんだ?」

「(…やっと気付いたのかよ。どんだけショック受けてるんだよ。お前。)結構前からいたよ。それより、なんであの2人一緒にいるんだろうな?」

「知らん。」

「まさか!マルグレーテちゃん、イグナツィオ殿下に惚れちゃったのかな?イグナツィオ殿下は必ず王になる人だからね~。マルグレーテちゃん、玉の輿か…」

「そんなわけないだろう!!」

彼が言い終わるより先に、ジョナサンが大声で発言を制した。

「イグナツィオ殿下には、許婚がいるだろう??そんな簡単に王族の方が裏切ったりするものか。きっと、彼女が落ち込んでいたから、それを慰めてたんだ。。。」


「…なぁ、ジョナサン?お前なんで、マルグレーテちゃんが落ち込んでいるって知っているんだ?」

「あ、いや、その。。。」

「なんでだ?」

「…見られた。」

「見られた??」

「ハンカと一緒のところ、見られた。俺がいつもより遅かったから。」

「はぁ。。。そっか。それで?マルグレーテちゃんはどうした?」

「彼女。すごく悲しそうな顔をして、その場を去っていったんだ。」

「(ん?悲しそうな顔?ははん、そっか。マルグレーテちゃんもジョナサンのこと。)で?」

「あと、いつもあげていた朝食もハンカにもらったものだってことがばれた。あと…」

「(まだあるんかい!)」

「……彼女のこと、のらいむって嘘ついてたことも。。。」

「のらいむ!?」

「だって、ハンカに「他の女の子にあげる御飯くれ!」って言ったって、くれるわけないだろ?ただでさえ、ハンカは他の子からのプレゼントとか、怒るし。。。」

「(お前モテるからな~。ハンカちゃんも気が気でないんだろうよ。)」

「だから、お腹を空かせたのらいむがいるから、残り物ほしいって言って。。。」

「そっか。で、お前はマルグレーテちゃんに見られたとき、どう思った?」

「どうって?」

「たとえば、まずいなとか、どうしようとか、そんなやつだよ。」

「彼女を余計傷つけた、と思った。」

「余計?」

「ああ。前に彼女にも好きな人がいるかも?って言っただろう?しかし、数日、彼女と会ったり、国のどこかで見かけたりすることはあったけど、そいつに会っている様子がないんだ。だからさ、彼女の好きな人、この国にいないんじゃないかって思うようになった。
きっと、前の国で辛い思いとかして、この国に来たんじゃないかって。だから、少しでも元気づけてやりたかったのに。。。」

…また、傷つけてしまった。。。

「ジョナサンさ、お前本当に不器用だな。(そこがお前のいいところなんだけどさ)で。お前、マルグレーテちゃんのことはどう思っているんだ?ただのお腹を空かせたかわいそうなのらいむか?」

「…わからん。ただ、笑ってほしい。今は、御飯をあげたときしか笑ってくれないけど、もっと、彼女の笑顔が見たい。。。」

「(それだけで十分だよ、ジョナサン…)そういえば、ハンカちゃんとはなんで付き合っているんだ?」

「ハンカ?いや、同い年だし、俺が移住してきたとき、いろいろ面倒みてくれたし、メシ食わしてくれるし、他の女の子みたいに騒がないし。。。一緒にいて、楽だ。」

「(……絶句)あ、そう。じゃあ、マルグレーテちゃんと一緒にいるとどうだ?」

そう聞かれ、ジョナサンはいろいろ考えた。
自分の前にいる、小さくて華奢な少女の一挙一動を思い出しながら。。。

「…落ち着かない。」

「は?」

「どうやって接したらいいかわからない。もしかしたら傷つけるかもとか、どうやったら笑うのかとかいろいろ頭を使うから、ふぅ。落ち着かないんだ。。。」

ジョナサンは顔を真っ赤にして、ぷいっと横を向いた。
バツが悪そうに、頭の後ろをかきむしっている。

「ぷっ。」

「な、なんで笑うんだよ。」

「いや。春だな。ジョナサン。良かった。良かった♪」

「なんだよ、どういう意味だ!」

「自分で考えろ。ほら、とりあえず、マルグレーテちゃんに謝るんだろ?」

「ああ。」

「でも、俺らはクラウン・ハイムには入れないからな…」

「ここで待つ。」

「でも、いつ出てくるか…」

「それでも、待つ。」

「そっか。…頑張れよ。」

「ああ。いろいろ、すまなかった。」

「いいって♪じゃあな!」

そう言って、彼はその場を去った。
ジョナサンは、王宮前大通りのベンチにどかっと腰を下ろし、クラウン・ハイムに入ったマルグレーテが出てくるのを待つことにしたのだった・・・







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