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episode2 ~ Their love are one sided(4) 墜落 ~
episode2 第4話です。

ようやっと出てきたジョナサンです。
うわああああ。寡黙でクールなちちもらなんて書けるかよ。。。
と思いながら、鈍筆を進めております。

大好きなジョナサンを私のせいで中途半端なキャラにはしたくないのよ!!
ということで、必死です。

その必死な思いが、少しでも皆さまに届きますように。


それでは、続きからお願いします。





◆マルグレーテ視点

次の日の朝も同じ時間にマルグレーテは外に出た。
昨日の仕事で取れたロツで作ったロツパンを持ちながら、ジョナサンが出てくるのを待った。

マルグレーテは、ジョナサンの家を知らなかった。いつも、シンザー区2から出てくるので、その前で待つしか彼女に出来ることはなかった。
2街区の方を覗きながら待っていると、

「おはよう」

と後ろから声をかけられた。

びっくりして後ろを振り返ると、そこにはジョナサンが立っていた。

「あ、おはようございます。今日は今、お帰りなのですか?」

「え?」

ジョナサンが不思議そうな顔でマルグレーテを見た。

「だって、おうちはシンザー区にあるんですよね?いつも、朝ここから出てこられますし。」

「あ、それは…」

「ジョナサン、おはよう!」

続きを言おうとするジョナサンをある声が遮った。

「今日は遅かったじゃない!待ちくたびれて、迎えにきてあげたわよ。」

NALULU_blog_006


「あ、ハンカ…」

「なによ。…あら、ごめんなさい。人がいたのね。」

突然の出来事に、マルグレーテは呆然と立ち尽くした。

この女性は誰?迎えにきた?ジョナサンって呼んで、ジョナサンさんもハンカって。。。

マルグレーテは突然の出来事に混乱を隠しきれなかった。

「ジョナサン、この子は?」

「マルグレーテ・シェランさん。最近移住してきたらしい。ハンカ、お前近所だろ。知らないのか?」

「あぁ、シェランさんね。私は、ハンカ。ハンカ・グランヴァルよ。」

「初めまして。マルグレーテと申します。」

「あ、もしかして、のらいむってこの子のこと?いつもうちから朝御飯の残りを持ち出してあげてたのって。」

「わ、ばか。何を言うんだ。」

ジョナサンがとっさにハンカの言葉を遮った。普段のジョナサンからは考えられない、かなり動揺しているように見えた。

「え?今までのは、この方が…。それに、近所って。。。」

「…ふぅ。(ばれたら仕方ない…)シンザー区2に住んでいるのは、ハンカだ。俺は、メイビ区に住んでいる。今まであげていた朝飯は…ハンカが作っていたんだ。」

「あ。。。じゃあ、毎日ここから出てきたのは、彼女の家に。。。」

マルグレーテは目の前が真っ暗になった。一言二言二人が何か言ったようだが、まったく頭に入ってこなかった。

「おい、大丈夫か?」


マルグレーテははっとして、とっさに
「大丈夫です。」と答えた。

そして、
「これ、どうぞ。いつもの朝食のお礼です。では、失礼します。」

とさきほどのロツパンを笑顔でハンカに渡すと、小走りでその場を立ち去った。


「…」

「なんだ、その視線は。」

「また告白されたの?」

「いや、されていない。」

「ふーん。(でも、あれは好意を持っている目よ。)」

「なんだよ。」

「なんでもないわ。(そして、あなたもね。自分でも気付いていないのね、嫌になっちゃう。)」

「なら、いいが。」

「ほら、ご飯食べましょ。せっかく作ったのに、冷めちゃうわ。」

「ああ。」

そして、二人はシンザー区2にあるハンカの自宅に向かった。



マルグレーテは放心状態で歩いていた。
そして、気がつくとお気に入りの場所…教会前に佇んでいた。

「(ジョナサンさん、恋人がいたんだ。)」

「(そうだよね。あれだけ素敵なんだもん。…あれ?私なんでショックを受けているんだろう。私が好きなのはハリーさんなのに。。。)」

「あれ?もしかして、マルグレーテちゃん?」

そんなことを考えていると、後ろから声をかけられた。
イグナツィオ殿下だった。

「……殿下。こんにちは。」

「こんにちは。どうしたんだい?こんなところで。」

「あ、いえ。なんでもないんです。」

「なんでもないって顔はしてないけどね。僕でよければ、話を聞くけど。よかったら、話してくれないかな。」

「で、でも…」

「あ!昨日母がつくってくれたおいしいケーキがあるんだよ!さぁ、早く行こう!」

「で、殿下待ってください。そんな急に引っ張ったら…」

マルグレーテが制するのも聞かず、イグナツィオはマルグレーテの手を引いて歩き出した。
そして普段は絶対に入ることのできない場所、クラウンハイムへと歩を進めていた。
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