ナルル王国&ククリア王国のプレイ日記・創作のためのブログです♪
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WN文字書き交流会 『ひとすじの風』
twitterでとても素敵な企画を行っていたので、参加…といいますか、お題を勝手にお借りして、文章を書かせていただいちゃいました。
主催者様、ご快諾いただきありがとうございます。
この場を借りて、感謝申し上げます!


【WN文字書き交流会:お題】

共通テーマ『水遊び』
シチュエーション「手をつなぐ」
書き出し「いつもどおりの一日だった」
台詞「そうは言っても、どうしようもない」

アイテム「鏡」

つたない文章ではあり、お題もうまく使えているかわかりませんが、よろしければご覧ください。




WN文字書き交流会 『ひとすじの風』…の続きを読む
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Parallel story
ちょっと高ぶったので、忘れないうちに書き綴ります。
勢いしかないので、後で見返して消しちゃうかもですが。

ナルルベースの現代パラレルストーリーです。



-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

俺の名前はジョナサン・ストークス。
街のとある喫茶店で、ウェイターをやっている。

働いている俺が言うのもなんだが、うちの喫茶店はそんなに流行っていない。
うちのマスターの味を好んでくれる客がたまに来て、会話を楽しんでいる、そんなところだった。

そういうわけで、結構、妙齢な男性客が多いのがうちの喫茶店の特徴だった。


そんな中、ひときわ目立つ存在がいた。
少年、と言ってもいいような年齢の彼はいつも一人で来てはカウンターの隅っこに座った。
注文を取りに行くと、一言「エスプレッソ、濃い目で」とだけ言葉を発し、
後はただ黙って最後の一滴まで飲み干し、お金を置いて店を出る。
そんな光景が、毎週土曜日の昼時にしばらく続いた。
いつしか、俺は彼が来るのを楽しみに待つようになった。

そう“彼”だ。
別にそんな客はうちの店では珍しくない。
俺がそこまで彼に興味を持った理由は、
その容姿だった。

少しだけ冷たさを含んだ、澄んだブルーの切れ長の目。
さらさらと流れる、情熱を湛えた真紅の髪。
雪のように真っ白な肌。

どれをとっても、彼は異質だった。
神の手で作られた彫刻のように、すべてにおいて完璧だった。
そう、この時が止まったかのような喫茶店において、彼だけは異質だったのだ。



ある時、マスターに買出しを頼まれた俺は街に繰り出した。
買出しを終え、帰路に着く際に、少しだけ遠回りし、大きな公園の中を歩いて帰ることにした。
すると、ひときわにぎやかな集団の中に、あの彼がいた。
いつもの無表情からは想像できない、明るく笑う彼。
集団を構成するほとんどが女性だったが、彼は一人ひとりの女性にちょっかいを出すように、
いたずらに笑った。

“生き生きしていた”

というべきだろうか。
それほど、あの集団の中で彼は輝いていたのだ。

いや、そう見えた。
違うな。

“そう見せていた”

この表現が正しいのかもしれない。

なぜ俺がそう思ったかをうまく説明することは難しいんだが、
目がどこか冷めたように見えたから、というのが一番しっくりくるような気がする。

そんなことを考えながらしばらく見つめていると、
彼とふと視線がぶつかった。
しばらく互いの視線は交わったままだったが、向こうが俺に気づいたらしく、
ふい、と視線を逸らした。

視線を逸らした彼の真っ白な頬が少し赤く染まっていたことを確認し、
俺も店へと歩き出した。



次の日。
いつもの土曜日だった。
さすがに昨日の今日では来ないだろうと思っていたが、
いつもどおりの時間に彼が現れた。
俺が案内する間もなくいつもの席に座り、マスターの入れる濃い目のエスプレッソを待った。

今日は少し混んでいた。
いつもはマスターがそのままカウンターに置くエスプレッソも、今日は俺の持つシルバートレーの中央に鎮座していた。

「お待たせしました。エスプレッソ、濃い目でございます。」
彼はこっちを見ようとせず、「ああ」と答えた。
そうしてその場を立ち去ろうとすると、
「おい、ちょっと待てよ。」
と少しぶっきらぼうに声をかけられた。

「いかがなさいましたか?」
そう答えると、バツの悪そうにふいと視線をはずしながら、小声で
「き、昨日見たんだろう…その…俺が囲まれているところ…」
と切り出した。

「はい。」
「べ、別にいつもああなんじゃないぞ!昨日はたまたま…」
「そうなんですか。」
「そうだ。お、オレは別に好きで女の子に囲まれていたわけじゃないんだからな!」
「ええ。わかりましたよ。」
「え!?」
「お客様の目、本気で笑っていませんでしたから。あまり好ましくない状態なんだということはわかりました」
「そ、そうか…」
「でも、そうしないといけない理由がおありなんですね、きっと」

そういった途端、彼の目に少しだけ光が射した。少なくても俺にはそう見えた。
「わかって、くれるのか」
そうすがるような目で見られて、ついからかいたくなり、
「ああ。大変なんだな、お前も」
と彼の真紅の髪の毛をくしゃくしゃとかき回した。
ウェイターでいることも忘れて、いつのまにか素に戻ってしまっていた。

顔を真っ赤にしながら必死に抵抗する彼を片手で操りながら、
俺は大きな声で笑っていた。

ちなみに弁解しておくと、常連には素で話す。
それがこの店の暗黙のルールだ。
いつもあんな堅苦しい話し方をしているわけではないからな。


「なぁ、お前、名前はなんていうんだ?」

「ヘンドリク」

「そうか。俺はジョナサン、だ。よろしくな、ヘンドリク。」

「ああ!」



これが、生涯を通じて親友であり続けた、俺とヘンドリクの出会いだった。



-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・


なんとなく、ヘンドリクさん10代、ジョナサン20代、そんなイメージ。
ジョナサンのほうがちょっと大人。


…苦情、受け付けます。
mimimiさん、勝手にごめんなさい><
でも、書いてて楽しかったです。
続く、かww
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